旅のしおり:山陰

記載の時刻等は訪問時のダイヤです。

1日目

羽田 0710 (JAL 277) >> 出雲 0835
出雲空港 0850 (空港バス) >> 出雲大社 0930

出雲大社

出雲大社バス連絡所 1037 (バス) >> 日御碕 1057

日御碕神社

日御碕灯台 1206 >> 出雲市駅 1313

出雲市 1504 (スーパーおき5) >> 温泉津 1542

宿泊:温泉津温泉 旅館ますや

夜神楽

1日目Tips
・出雲市で待ち時間に出雲そば店へ。あご焼きと絹乃峰がうまい。
・温泉津と書いて「ゆのつ」と読む。風情のある漁村に、小さな古い温泉街。なんだか素晴らしい。
・温泉津温泉では定期的に夜神楽が開催されている。神社での公演なので、劇場などで見るよりも風情があって良い。

2日目

温泉津 1054 (JR各駅停車) >> 益田 1242-1311 (JR各駅停車) >> 長門市 1502-1520 (JR各駅停車) >> 伊上 1542

宿泊:油谷湾温泉 ホテル楊貴館

3日目

伊上 0924 (JR各駅停車) >> 長門市 0946-55 (JR各駅停車) >> 美祢 1031
美祢駅前 1110 (バス) >> 秋芳洞 1136

秋芳洞
秋吉台

秋芳洞 1658 (バス) >> 新山口 1735

夕食:入道

新山口 1835 (空港バス) >> 山口宇部 1905
山口宇部 2010 (ANA 3186, StarFlyer運航) >> 羽田 2145

3日目Tips
・新山口駅というのは、昔の小郡駅。いつの間にか名前が変わったらしい。
・空港バス待ち時間に新山口駅前の「入道」という料理屋さんへ。秋芳洞からのバスが10分くらい遅れてしまい、ダメなら空港までタクシーと諦めて入った繁盛店。焼きサバ寿司が絶品だった。チャキチャキした素晴らしい看板娘のおかげで、ギリギリで空港バスに間にあった。山口宇部空港まではローカルバスだと甘くみていたが、意外にも自動車専用道路を使って所要時間30分程度。助かった。ありがとう。
・山口宇部空港からは初めてのStarFlyer運航便。ANAマイレージで無料航空券が取れた。StarFlyerには何の不都合もないが、最終の山陽新幹線の方がスケジュール的に良かったのではないかと思ったのは内緒である。

さんいんのおもいで

昨秋にはCOVID-19の流行が一段落つき、国内移動が増えてきた。観光地も週末を中心に混み始め、人混みの苦手な僕は穴場を探して旅に出る必要がある。

イメージ的に穴場は北海道や東北に多くありそうだが、11月は雪景色には早すぎる。寒い場所へは冬に行くのが良いと思っているので、別の地域で穴場を見つけるしかない。

そもそも穴場と言うのは、自分は知っているのに、一般的には知られていないスポットのことだろう。僕が知らない地域だと、穴場か否かの区別がつかない。僕が知らないことは世間も知らないと思い込むか、もしくは人出の少なさに着目するかして、そのエリア全体を穴場だと捉えるしかない。

僕にとって、西日本の日本海側は全く馴染みがない。福井あたりから怪しくなるが、それでも兵庫までは何となく分かる。しかし鳥取と島根は位置関係すら分からない。こうなったら山陰地方全体を穴場と考えても良いのではないだろうか。

これを機会に山陰へ行ってみることにした。穴場だと思ったのが正解なのか、特典航空券の空席は取りやすかった。往路はJALの出雲便を予約。

帰りは少し悩ましい。米子空港は出雲市から近すぎ、萩・石見空港は不便すぎる。山陰からは外れてしまうが、太平洋側に出て宇部空港を利用することにした。宇部からはANA (スターフライヤー運航) に空席があり、島根から山口に向かう旅となった。

山陰の温泉地と言うと、玉造温泉が王道なのだろう。いくら山陰地方を穴場だと思ったとしても、玉造温泉を穴場と呼ぶには無理がある。しばらく探してみたところ、出雲市の西に「温泉津温泉」を見つけ、山口県・長門市の西に「油谷湾温泉」を見つけた。これらは穴場に違いない。

温泉津温泉と油谷湾温泉の間は山陰本線で移動。簡単に考えていたのだが、移動時間が異様に長くなった。山陰本線には特急が運行されているのだが、タイミングの良い特急列車はない。穴場の温泉地に行くせいか、うまく特急を利用できないのである。結果的に全て各駅停車で、約5時間の長旅になってしまう。もうオッサンなのだが、腰は大丈夫だろうか。

まずは朝一番のJALに乗って出雲市に向かった。出雲空港から直行バス出雲大社へ向かう。出雲大社に脇目もふらず向かう独身オッサンと聞くと、ちょっと切羽つまりすぎというか、鬼気せまるものがあるが、そんなわけではない。出雲大社は山陰のメジャーな観光地である。バスも老若男女とりまぜて満員だったし。

早々に出雲大社へ向かった理由は、出雲大社のバスターミナルから別のバスに乗り、日御碕神社に行きたかったからだ。日に数本しかバスがない、穴場の神社である。日の沈む地の神様とのこと。自称ハードボイルド系の僕には似合うと思う。

2日目は普通列車の移動でつぶれたが、のんびりと日本海を眺めつつ、西に向かう。途中で適度に乗り換えがあり、思いのほか楽である。列車3本に乗ったが、1本だけが小型車両2両編成で、あとは国鉄仕様の普通車両1両での運行。いずれにしても混んでいない。やっぱり穴場だ。

最終日は山口県で一日を過ごす。日本海側の観光地だと、長門市からは東に戻る形になるが、萩が有名だろう。もしくは山陰本線で更に西へ向かい、下関を経由して、ぐるっと宇部まで行ってもいい。

天気が良かったので、秋吉台秋芳洞に行く事にした。ちょうど秋吉台は草紅葉の時期である。有名な観光地だが、せっかくなので行ってみたい。

観光ついでの散歩のつもりが、かなりのトレッキングになってしまった。しかし美しい秋の一日を過ごせた。月曜日だったせいもあり、秋芳洞も人出が少なく、ゆっくりと見物して撮影。

リサーチによって玉造温泉はパスしたが、結局、出雲大社といい、秋吉台・秋芳洞といい、有名観光地は外せない。それでも行程全体としては人混みを回避し、ゆっくりと旅ができた。

やっぱり山陰地方は穴場ではないだろうか。

旅のしおり:土佐と宇和島

記載の時刻は訪問時のダイヤです。

1日目

羽田 0755 (ANA 561) >> 高知 0920
高知空港 (空港バス) >> はりまや橋

・快晴だったので、散歩がてら高知城を撮影。

高知 1140 (あしずり3) >> 窪川 1247
窪川 1321 (しまんトロッコ) >> 宇和島 1557

夕食: ほづみ亭

1日目Tips
・窪川からのトロッコ列車は定期列車に併結なのだが、全区間トロッコに乗れるわけではない。そのせいで指定券の予約が少々ややこしいが、ネット予約できる。偶数番号席の方が景色よさそうに思えた。
・宇和島鯛めしはタレが勝負なのだと思うが、宇和島港にある道の駅では、ほづみ亭のタレを冷凍で売っていた。そのままでは持って帰れないので買うか否か悩み、ほづみ亭の本店まで判断を持ち越した。しかし本店は飲食だけで、冷凍製品の取り扱いはしていないとのこと。がーん。

2日目

宇和島駅前 0830 (宇和島バス) >> 宿毛駅前 1024
宿毛 1037 (土佐くろしお鉄道) >> 中村 1108

・タクシーで沈下橋めぐり

中村 1324 (あしずり10) >> 土佐久礼 1417

宿泊:黒潮本陣

2日目Tips
北海道の田舎以外では運転できない僕は、四万十市の中村を起点に観光タクシーを予約して沈下橋めぐり。
・土佐久礼は風情ある漁村である。チェックイン前に街歩き。

3日目

土佐久礼 1020 (あしずり6) >> 高知 1106

・高知城
ひろめ広場

高知駅 (空港バス) >> 高知空港
高知 1805 (ANA 570) >> 羽田 1930

3日目Tips
・この日は高知城に登城。普通の観光地と思いきや、かなりの運動量である。
・ひろめ広場で素晴らしい昼酒。この為に高知市内に泊まるほどではないとは思うが、好きな人は好きなんだろうなぁ。