旅のしおり:立山

記載の時刻等は訪問時のダイヤです。

1日目

東京 0616 (かがやき501) >> 富山 0823

立山アルペンルート
電鉄富山 0853 >> 立山 0948
立山 1000 >> 美女平 1007
美女平 1020 >> 室堂 1110

宿泊:ホテル立山

1日目Tips
・今回は室堂に2泊。大多数の人にとっては室堂は通り抜ける場所なのだろうが、それではピンポイントな滞在になってしまう。今回は2日目の夕方から最終日の午前中までが晴天だったので、2泊した意味はあった。観光客だらけの室堂も、朝と夕方は静かな空間である。天気さえ良ければ1泊で十分という気がしなくもないが。

3日目

室堂 0800 >> 弥陀ヶ原 0815

弥陀ヶ原トレッキング

弥陀ヶ原 1055 >> 美女平 1130
美女平 1140 >> 立山 1147
立山 1200 >> 電鉄富山 1304

夕食:寿司栄華やぎ

富山 1940 (かがやき516) >> 大宮 2131
大宮 2136 >> 横浜 2239

3日目Tips
・大好きな富山の寿司栄。大好きな日本酒「勝駒」がメニューにあった。グビグビ4合。おかげで帰りの新幹線は富山から数分で大宮だった。
・富山駅の順風屋で押し寿司を買って帰る。常温で持ち帰れるし、立てても大丈夫。
・大宮では奇跡の5分乗り換えで東海道線グリーン車。東京から横浜まで立って帰るのはしんどいので、このルートが良いと思うのだが、誰からも賛同を得られていない。

むろどうのおもいで

今年の夏は異様に暑かった。エルニーニョらしい。それでなくても地球は温暖化しており、僕が子供の頃には気温が30度を超えたらニュースになっていたが、いまや35度を超えたくらいではニュースにもならない。

こんな気候では避暑の為に北上するのは考え物である。今年は北海道に行っても暑かったという話を聞いた。そうは言っても北極まで行けば寒い筈なので、間をとってシベリアあたりなら涼しい場所には行きつくのだろうが、昨今のロシア情勢からは難しい。

そんな今年の夏だが、富士山は登山口あたりで既に涼しかったらしい。もちろん北極でもシベリアでもなく、関東近郊と言って差支えのない、静岡とか山梨の話である。探せば国内にも涼しい場所は存在するのだ。平面的に北上するよりも、三次元的に上昇する方が涼しいのだろう。

そうこうしていると、ひょんなことから立山アルペンルート・室堂にあるホテルの予約をゲットすることになった。標高2450メートル前後なので、富士山登山口と同程度だろう。涼しい筈である。

ピークシーズンの室堂は予約が困難で、日程は変更がきかない。天候は運を天に任せるしかないが、避暑に来たと思えば外れはない。と思う。

諸々を天に任せた結果、ちょうど関東に台風が接近している日が出発日となってしまった。始発の北陸新幹線を予約しておいたので台風接近前に関東を脱出できたが、さすがに日本海側まで行っても快晴とはいかない。雨が降らなかっただけマシという事だろう。

富山でローカル私鉄に乗り換え、立山アルペンルートに沿って室堂を目指す。長野県側から吹きつける強風のせいで寒かった。チェックイン時間まで、小雨の中をウロウロ歩いて過ごす。その後は部屋で毛布にくるまってグズグズしていた。写真的には物足りないが、避暑としては完璧である。

これでも写真系ブロガーなので、翌朝は日の出前に起きてみた。しかし立山は雲の中である。前夜にはホテルのバーでウィスキー3杯ほど飲んだのだが、標高が高いと酒の廻りに影響するのか、二日酔いでもある。早起きをしても、良い事は何もない。気力なく早々とベッドに戻る。

昼前に改めて起きた。相変わらず曇っているが、このまま寝ていてもしょうがない。散歩に出かけた。

犬は歩くと棒にあたるらしいが、僕は雷鳥の親子に遭遇できた。これだけでも来た甲斐があると言っていいだろう。しかも午後からは天候も改善し始めた。翌朝は期待できそうだ。犬でも猿でもない僕は学ぶので、この夜はバーには行かずに就寝。

翌朝は快晴だった。カメラを持って、前日に目をつけておいた場所まで歩く。なかなかの朝焼けを楽しむことができた。

室堂は満喫したので、早々に下界へ降りることにした。途中、弥陀ヶ原で降りてトレッキング。それでも昼過ぎには富山駅に戻った。

富山駅の標高は7メートル程らしい。高度差2440メートルとすれば、計算上14.6度くらい気温が上がる筈で、実際に気温は32度もあった。東京から北上しているのに、大差のない暑さである。夕方の寿司屋予約時間まで、酷暑の富山をウロウロして時間つぶし。無駄に歩いているし、無駄に暑い。

やはり避暑のキモは標高であることが分かった。しかし、どうやら体を甘やかしたのが良くなかったのか、帰宅した翌々日から夏バテになった。酷暑に耐えていたのが一気に来たらしく、その後、10月中旬まで1ヶ月以上も不調が続いた。

慣れない酷暑と、慣れない避暑。オッサンが夏を快適に暮らすのは難しい。

旅のしおり:ルアンパバーン

記載の時刻等は訪問時のダイヤです。

1日目

Tokyo HND 0045 (JL033) >> Bangkok BKK 0500

・花市場
・バンコク駅

Bangkok BKK 0955 (Bangkok Airways PG941) >> Luang Prabang 1205

・寺院めぐり

宿泊:The Belle Rive Boutique Hotel

1日目Tips
・雨季だったので、外観だけでも撮影すべく、到着して最初の晴れ間に駆け足で寺院をまわる。著名寺院は旧市街のホテルから徒歩圏内に集約されているし、そんなに大きな街ではない。
・夕食はホテル近くのピザ屋へ行った。ちゃんと釜もある店なのだが、マルゲリータのトマトソースがケチャップ味というのに驚愕。
・ホテルのリバービューは結果的に見晴らしがイマイチ。ホテル自体は素晴らしいので、普通の部屋で良いだろう。

2日目

・托鉢
・朝市
・クアンシー滝

夕食:Luang Prabang Restaurant (これが店名=固有名詞である。と思う)

2日目Tips
・托鉢のあと朝市を見に行ったが、ローカル感があって面白い。夜市は観光客向けだが、朝市は現地仕様。僕が大好きなやつである。
・クアンシー滝にはツアーで行くのが便利。街中の旅行代理店などで申し込める。乾季の方が水が澄んで美しいらしいが、前日から雨が降っていなかったせいか、雨季でも十分すぎるほど美しかった。かなり絶景である。他のブログでも読んだのでツアー主催者を問わず常態化していると思われるが、ハイエースに信じられないほどの人数を詰め込まれるのが難点。
・夕食はメコン川沿いのローカルレストランへ。ルアンパバーンの地元料理がメインらしく、美味しい。

3日目

・托鉢
・朝市
・メコン川渡船
・サンセットクルーズ

3日目Tips
・メコン川には橋がなく、渡河はフェリーである。せっかくなので乗ってみた。片道5000キップなので35円くらいだろう。物好きな外国人も多いのだろうが、料金収受には問題ない位に英語が通じて助かった。風情があって良い。
・川を渡った先はラオスの田舎町。特にやることはない。船着場から15分くらい歩くと寺院があるので、そこをゴールにした。

4日目

・托鉢
・朝市

Luang Prabang LPQ 1245 (Bangkok Airways PG942) >> Bangkok BKK 1450

・ワット・ポー
・花市場

宿泊:ARUN Riverside Bangkok

4日目Tips
・3回も托鉢を見に行ったが、旧市街を一周するルートである。表通りでは観光客に托鉢体験をさせる業者オバちゃんが多いが、裏通りは地元の人が多く、落ち着いた情景だった。こちらを見てしまうと、普通の街の托鉢行列を見たい気になってしまう。

5日目

Bangkok BKK 0945 (JL032) >> Tokyo HND 1800

5日目Tips
・朝7時ちょっと前にチェックアウトして、Grabを呼んで空港へ向かうが、かなりギリギリで空港着。車両が来るのも遅いし、移動中も渋滞に巻き込まれる。やはりバンコクの渋滞は過酷である。飛行機に乗るために早起きが必要だし、飛行中はデータイム1日がつぶれるし、この時間帯の東南アジア線のフライトは微妙。肉体的には過酷だが、やっぱり深夜便が理にかなっている。と思う。