旅のしおり:礼文島
記載の時刻は訪問時のダイヤです。
1日目
羽田 1035 (ANA 571) >> 稚内 1225
稚内空港 1235 (宗谷バス) >> フェリーターミナル 1310
稚内港 1445 (ハートランドフェリー) >> 礼文島・香深港 1640
宿泊:花れぶん
1日目 Tips
・ピーク時の礼文島は宿泊料が高い。普通に営業できるのは一年の半分くらいで、花のシーズンは更に短い。そもそも離島は物価が高そうだし、そういう価格設定にならざるを得ないのだろう。普通のホテルに高い料金を払っても面白くないので、あえて最も良さそうな宿を予約。部屋は広くて快適、なによりも料理が美味しい。素晴らしい。
2日目
レンタカーで礼文島周遊
2日目 Tips
・ネットでレンタカー予約できないと思ったら、どうやらシステム的に切り離されているようで、現地の営業所に電話して予約。最初は2日目しか空きがなかったが、直前に電話したら3日目の午前まで借りられた。どうしても手配がつかなければ、稚内で車を借りて、フェリーで持ち込みもありかも (?)
・運転はキライなので、車を借りるかは再び悩んだ。トレッキングとか、サイクリングしている人も多そうなので。とはいえ、決して小さな島ではないし、アップダウンも多い。撮影メインの短期滞在なら車は非常に便利。定期観光バス、もしくは路線バスと徒歩でも回れそうなのだが、バスのダイヤと青空のタイミングをあわせるのは至難の業だと思う。北国の島とはいえ、さすがに7月は晴れれば暑い。しかも僕の日常は運動とは程遠い。
3日目
レンタカーで礼文島周遊
礼文島 1325 (ハートランドフェリー) >> 稚内 1615
稚内 1744 (JR特急・宗谷) >> 札幌 2257
3日目 Tips
・稚内から札幌まで特急列車で5時間ほど。車内販売も自販機もない。稚内駅にセイコマがあるので、乗車前に買い物が必要。
・稚内発の宗谷本線は進行方向右側の方が景色いいみたい。
・中島みゆきを聴きながら北海道を旅したいと思い、特急乗車前にiTunesでアルバムを購入。しかし列車に乗ってからイヤホンを忘れたことに気付く。
4日目
札幌 0550 (JR快速・エアポート 50) >> 新千歳 0628
新千歳 0730 (ANA 050) >> 羽田 0905
4日目 Tips
・謎の札幌宿泊について。フェリーが夏ダイヤであれば、JAL系列のHACを利用して利尻空港経由 (札幌・丘珠空港ゆき。新千歳まで移動が必要)、またはANA利用の稚内空港経由 (新千歳空港ゆき) で当日中に羽田まで戻れたと思う。今回はCOVID-19の影響でフェリーが春ダイヤだったので、利尻島では空港への路線バスに接続せず (タクシーは予約できず)、稚内空港も間に合わなそうで見送り。宗谷本線に乗ってみたかったのもあるけれど。
稚内の記憶
利尻島には空港があり、札幌 (ANA新千歳、JAL丘珠) から定期便があるが、一般的に利尻島・礼文島へのゲートウェイは稚内だろう。ここからフェリーで島に向かうことになる。
稚内は日本最北の町である。最寄りの大都市は旭川だが、直線距離で225キロほど離れる。かたや、サハリン (樺太) の最大都市、ユジノサハリンスクまでは190キロしかない。
2017年にウラジオストクへ行ったのだが、帰国後、にわかに僕の中でロシアブームが沸き起こった。シベリア鉄道の全線乗車は気が遠くなりそうでギブアップしたが、サハリンにはサハリン鉄道というのがあるらしい。全線を往復しても2〜3日といったところ。その当時、稚内から運航されていた国際フェリーでサハリンに行こうと検討していたのは内緒である。
今回は稚内で乗り継ぎ時間があり、稚内駅周辺を散策することができた。
稚内駅の前が稚内港である。駅北側の埠頭には、北防波堤ドームという不思議な堤防があった。昔の樺太航路の名残だそうである。
稚内発着のサハリン国際フェリーは2018年が最後だったらしい。僕のロシアブームは過ぎ去って久しいが、稚内から船でサハリンに向かう日は来るのだろうか。