2013/10/14 しんがぽーるのおもいで

強引に旅に出る秘訣は、仕事帰りに深夜の羽田発に乗ること、そして最終日の夕方に日本に帰ってくること、である。

が、乗り継ぎの関係で、ペナンから日本に帰ってくるのは深夜か早朝になってしまう。24時に帰ってきて翌朝から会社に行く若さはなし、だからといって早朝に帰ってきて一日つぶすのももったいない。

というわけで、ついつい帰りにシンガポールで一泊。値段相当のホテルがない街の一つである。それならばラッフルズに泊まることにした。ペナンとシンガポールでサーキーズ兄弟のホテルに泊まる。そういう旅も悪くない。

ペナンからシンガポールにAir Asiaで戻った。空港の一番安い乗り場からタクシーに乗ると、Taxiというよりは的士というほうが似合うボロタクシーだった。オッサンに「ラッフルズ」と5回言わさせられる。しかも「古くて高級なホテルだな?」と念を押される。たしかにAirAsiaの荷物タグの付いたスーツケースも、このボロ車も似合わない。

ボロタクシーが入場拒否されるとか、Air Asiaで来たのがバレたら宿泊拒否されるとか思ったが、そういうことにはならなかった。